AGA治療における薬物療法①-ミノキシジル-

AGA治療を開始するにあたって、投薬治療が基本になるとの説明を受けました。

今回は、その薬に関する情報です。

ミノキシジル

AGA治療の基本となる2つの薬のうちの一つが「ミノキシジル」です。

ミノキシジルとは

ミノキシジルは、もともと高血圧治療薬として開発された薬剤です。しかし、その副作用として発毛効果が観察されたため、脱毛症治療薬としての使用が始まりました。

AGA治療における使用

1. 形態: ミノキシジルは通常、外用液またはフォームとして提供されます。直接頭皮に塗布することで使用します。
2. 作用機序: ミノキシジルの正確な作用機序は完全には解明されていませんが、血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、毛母細胞への栄養供給を促進すると考えられています。これにより、毛髪の成長期間が延長し、発毛が促進されます。
3. 使用方法: 一日1〜2回、指定された量を頭皮に塗布します。効果を実感するには数ヶ月の使用が必要であり、継続的な使用が推奨されます。
4. 効果: ミノキシジルは発毛を促進し、薄毛の進行を遅らせることができますが、全ての人に効果があるわけではありません。効果の程度や速度は個人差があります。

副作用と注意点

• 副作用: 頭皮の刺激、かゆみ、発赤、アレルギー反応などが起こる可能性があります。
• 中止時の影響: ミノキシジルの使用を中止すると、改善された脱毛状態が元に戻る可能性があります。
• 妊娠・授乳中の使用: 妊娠中や授乳中の女性は使用を避けるべきです。

結論

ミノキシジルは、AGA治療において効果的な薬剤の一つですが、使用する前に医師と相談し、副作用や使用方法について十分に理解することが重要です。

ミノキシジルは「発毛を促す」→「髪の毛を増やすための薬」です。
単発ではなく、継続的に使用することで効果が出てきます。

しかし治療効果には個人差があるため、「期待する結果が得られない場合もある」ということも念頭に置いておきましょう。

私は、塗布する薬と服用する薬の2種類を処方されています。